スブルのジョンが気にかかる

1996年にはじめてワナリサットのオランウータンの保護施設を訪問しました。その時以来ゲージの中に保護されている「ロミオ」という名前の大きなオランウータンがいます。

2009年11月の久しぶりに訪問したときに「ロミオ」は健在でした。オランウータンはほとんど鳴き声を出さないと教えられていましたが、この時はとても大きな声で何度も声を上げていたので驚きました。

案内してくれた古い友人のカルソノ氏が「宮崎さんロミオはあなたを覚えていて声を上げているんだよ」と教えられました。1996年から毎年2回ほどこの施設を訪問してその都度「ロミオ」を見ていましたが、前回訪問から5~6年たっていたのでオランウータンの記憶の良さには驚かされました。

その隣の折に、さみしそうで、人間におびえを持っているような雰囲気の大人のオランウータンがいました。「カルソノさんあれはなんというう名前絵ですか?」と何気なく聞きました。

あれは「ジョン」だよ、スブルで保護されたんだよ。前回の訪問の時にはいなかったと思うのでこの5~6年の間に保護されたようです。

「スブル?」私が伐採にかかわっていた地区の名前です。以前はジャングルが川岸までありましたが、今ではパームオイルの農園になってしまっていると聞いています。森に餌がなくてパームオイルの農園に迷い込んで保護されてこの施設に連れてこられたのだと思いました。

写真はスブルの「ジョン」人間が、自分が、彼の生涯を狂わせえて折の中に閉じ込めてしまっている。。。。。そんな印象を受けて心に残っているオランウータンの姿です」。

すべての自然と調和しない人間の生き方は、もう改めないと人間世界も生命の危機的な状況に陥りそうで心配です。

スブルの「ジョン」の姿は本当に衝撃でした。7年前の出会いですが整理しきれない折の中でさみしげで、無口な「ジョン」の姿の今も心に残っています。%e3%82%b9%e3%83%96%e3%83%ab%e3%81%ae%e3%82%b8%e3%83%a7%e3%83%b32009%e5%b9%b4

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