7月6日にサンボジャロッジでBOSオーストラリアのTom Bertinshawさんと再会し、私たちの植林地を案内しました。
Tomさんは、サンボジャで収容されているオランウータンのうち、感染症にり患しているオランウータンは自然界へリリースすることができないので、彼らのための新しいケージと新しい給水システムを施工するために滞在していたのです。
この施設は40頭のオランウータンを管理してゆくために新たにケージをつくり継続的に管理するためのものです。
この施設はBOSオーストラリアとBOSスイスの協力で実行されたようです。オーストラリアの資金はマカデニアンナッツの会社のCSR活動費として提供されたそうです。
6月7日に日本でTomさんと出会ったときに、今度の施設の周りはこれまで植林があまり進んでこなかったエリアがあると聞いたので、その土地に生長の速いモリンガを植林して、オランウータンの食糧にする提案をして、今回1kg(約5000本分)のモリンガの種子を提供しました。
今後うまく活用してモリンガを育ててもらえれば、栄養バランスの良い食料をオランウータンに継続的に提供することができます。